2013-01-01から1年間の記事一覧

performance_schemaによる秒間接続数の性能差

前回はperformance_schema(以下p_s)の無効、有効、有効でsetup_instrumentsテーブルのENABLED列を全てNOにした場合の性能測定を行いました。こちらは結果としてsetup_instrumentsテーブルのENABLED列を全てNOにするとp_sをOFFにした場合とあまり性能が変わら…

performance_schemaのsetup_instrumentsテーブルによる性能差

先日のMyNA会(2013年7月)の際に@sheeriさんがperformance_schema(以下p_s)について発表されていた際に取得項目がsetup_instrumentsテーブルで制御出来るようなお話をしていました。MySQL5.6ではp_sが有効だと性能が1割程度落ちたりするというのは最近では割…

sysbench 0.5のインストールと簡単な使い方

MySQLのベンチマークとしてよく利用されるsysbenchのインストールと使い方について簡単にメモ。バージョンは0.5となります。 環境 CentOS 6.4 x86_64 MySQL 5.6.11 sysbench 0.5のダウンロード (たぶん)sysbench 0.5はWebからダウンロード出来る場所がありま…

gtidを使用した環境でのmysqldump

以前の日記Global Transaction IDを使ってレプリケーション構成とした際の制限でmysqldumpから新規にスレーブを作ろうとするとgtidが記録されなくてバイナリログ使わないとダメ、と書いたんだけど、5.6.10で試したら普通にスレーブを作成可能だったので訂正…

nginxのログに499(レスポンスコード)が記録される場合

最近nginxのログに499とかいう見慣れないレスポンスコードが記録されていたのでどういう状況で記録されるのか試してみた。 499が定義されてる場所 ソースコードの以下ファイルに記載されています。 {ソース展開dir}/src/http/ngx_http_request.h 中身を抜粋…

rowベースのレプリケーション時にステートメントもバイナリログに保存する

MySQL5.6からrowベースのレプリケーションを使用している場合でもステートメント(クエリ)をコメントとしてバイナリログに記録するオプション(binlog_rows_query_log_events)が追加されています。 このオプションを利用することでrowベースでレプリケーション…

MySQL5.5でtcmallocを使用する

tcmallocについて Googleのgperftoolsに含まれるmallocライブラリ。一時MySQLで使うと速くなるよ、といった話題が出てた割に5.5系のMySQLで使う方法についてあんまり見かけないので書いてみる。 参考リンク gperftools 4.3.2. mysqld_safe ― MySQL Server St…

IntelのDC S3700 200GB買ってみた

SSD

気付いたらだいぶ長い事何も書いてなかったなぁ。とりあえずネタになりそうなSSD、IntelのDC S3700を購入したのでsmartctlコマンドの結果とか書いておいてみる。 販売情報についてはAkiba PC Hotline!のIntel製コントローラの新型SSDに200GB版を参照。 smart…